初釜(師匠のこと)


                             最近頓にワタシが口にする

                             「無事」

                             偶然にも今年の初釜での

                             一行ものが「無事」・・・。


                             この一行を前に 

                             祈りにも似た敬虔なキモチにて一礼。

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                             来月で91歳の我が師匠。

                             新年の挨拶では

                             師匠の我々への感謝のことばと

                             弟子(代表)の師匠を敬い思う気持ちが

                             心底ココロに響き

                             涙・涙であった。




                             師匠の

                             門を叩いたのは40代。

                             師匠は、夫の友人の母君なの。

                             夫の友人は、非常に文武に優れた男の子でした(中学時代)。

                             師匠は、未だうら若き18歳で警察官に嫁ぎ、すぐに懐妊。

                             幸せ絶頂期の臨月になんと夫殉職。

                             実に、まだうら若き19歳に既に未亡人になられた。

                             気丈な師匠は、幾多の困難にもめげず

                             お茶とお花の免許を会得。

                             一人息子を戦後の動乱期、

                             女手ひとつで育て上げました。



                             過酷な運命は

                             師匠をまたもや奈落の底へ突き落すのです。

                             大切な大切な忘れ形見の子息。


                             高校2年生であっけなく病死。

                             
                             いまだにこのハナシになると

                             師匠以下…涙腺、洟腺が…ダメです。




                             子供がいないだけにわれらに対する思いは

                             子供同様(アリガタイ)

                             殊の外

                             我ら夫婦、ぐうぜんにお会いしたときなど

                             感慨深げなまなざしで見つめられると…。

                             またお互いに…泣けてきて…。

                             
                             なぜだか新年早々師匠のオハナシをしたくなって

                                                       掲載了解済みですよって…。

                             




                             まだまだ

                             足腰頭しっかりで頼もしい師匠。

                             不肖ながら 

                             あなたの後をどこまでもついていきたい弟子であります。
                             (皆の気持ちも一緒)


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                            「風雪の彼方に」 (昭和47年「かがりび」掲載) 
                                        (平成18年 復刻 )
                                        製本をブログ友にお願いし
                                        多くの方に読んでいただきました。
                                        筆も立つ師匠!                         




                              
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                                         …控え目な画像ニテ…。


  
                          

                             
by hiriko212 | 2013-01-17 16:53 | 和の文化 | Trackback
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