ここしばらく引きこもっておりましたが 市の(福岡)美術館所蔵の(彫刻/人形)を展示するというので 重い腰をあげました。 他のブログの着画に触発されて(笑) その日の出立ち。 断捨離しても未練の復活服 ボレロはとっくにボツになったけど 大昔の服で行っちゃえ! 着るもんないときゃ開き直りよ! このサンダル。親指に咲いたビーズの花。履きたくてウズウズしていたのデス♪ で、こうなりました。(笑) (^_^;)汗 こうやって見ると、、、横幅広過ぎ! ま・いいか(^ᅮ^) 暑くもなく、、、街に着いたらば、雨が降っていたけれど それも又よし。 台風一過なのか途中なのかすっきりしない天気に 閑散とした美術館。来年から2年半リニューアルのため 閉店だ。 それを聞くとなんだか名残惜しいような・・・。 ずっと以前ここで教室展(人形)やったのよね。 友としみじみ遠い昔を思い出す。みんな元気にしてるかなぁ。 目的は、嬉野の弁財天蝋人形。 しかし・・・驚いた。 想像していたものとは、真逆のシロモノ。よく見ると(珍品)とある(笑) その他の彫刻、人形、は、明治期から現代までの名だたる作家たちの作品が並ぶ。 その蝋人形だけが・・・。その横たわる超リアルな蝋人形の美女だけが・・・。 浮いているの。 まつげも髪の毛も歯も本物らしく生々しい。 全裸の首からピンクの大風呂敷(笑)を巻きつけ、斜めにかけて 大事なところを覆ってあるのですよ。 世は移り、春画が日の目を見。公の美術館で開催される時代。 濃ピンクの布は、よけいに卑猥ですわ(笑) リアルにもホドがアル。 学芸員のご苦労お察ししますワヨ あれ以来、律儀にも年に数度、特別展の招待券が舞い込みましたが これからは? (^人^) 来月の肉筆浮世絵展。 だ~~~い好物(笑) 前期、後期。 何度でも観せてください。魅せてください。有終の美飾ってください。 あ・有終の美って、、、 まだまだ来年の9月までは健在ですから。。。 どうぞ皆さん。福岡市美術館へ。 ※ 春画 公とはどこぞや どこあろう此処福岡市美術館なのだ! たぶん公の美術館での展示は史上初。 ワタシは以前、ある小さな町で開かれた春画展を見逃さなかった(笑) 見方によっちゃぁエロスの究極かも知れないけど 髪の毛一本でも版画に出来ることがありえないぐらい緻密な技。 なのに、ましてや陰毛(失礼)の一本一本は曲線。。。 もう、奇跡としか思えない技だと思う。 春画の依頼主は、主に裕福な者らしいので それはそれは豪華な装飾が多く(螺鈿等、虫メガネで見てしまった。 もちろん主催者が、親切にも虫眼鏡用意してあったの。 ワタシは、その時、こんなお宝を 惜しげもなく見せてもらったことを とても感謝して帰ったことを思い出します。 しかし、後日。 その主催者は、近くの理解の乏しい者に密告(?)され 警察の取り調べを受けた事を聞いたの。 お気の毒だったわ。 ちろんこのお話は子供の前で公然と語るには無理がある。 モチーフそのものが人の世の裏世界。 秘め事なのです。 でも、でも、なんかもったいないじれったいなぁって 春画の豪華絢爛な作を観てしまった者は 純粋に…語りたいのですヨ。
by hiriko212
| 2015-07-18 08:30
| ミュージアム・展覧会
|
カテゴリ
昔の人形 人形・創作人形 日本画 ミュージアム・展覧会 つぶやき 旅行 ・おでかけ 庭・ガーデニング 観劇・コンサート・映画・音楽 くらし・風物 和の文化 .和んだこと 身近なできごと 孫・子供たち 目からうろこ 楽し珍し 囲碁 山歩き ごあいさつ 気になる風景 花 未分類 記事ランキング
カット
当ブログのカットは
四季の素材 十五夜様よりお借りしております。 感謝。 お気に入りブログ
以前の記事
検索
その他のジャンル
ファン
画像一覧
|
ファン申請 |
||