能・狂言 鑑賞



  久方ぶりに能・狂言を鑑賞した。

    狂言        能
 
     二人袴      紅葉狩 
   

    お山はナニが起こるかわからぬ所じゃ。

   紅葉できれいに飾っておっても、

   油断しちゃいかん。

   あなどると怖い目にあうわい。

   女とよう似とる所じゃ        
  

                               

                               (株)平凡社 <まんが能百選>より              




  


  能・狂言に取り立てて詳しいわけではないが、
  伝統工芸・伝統芸能には食指が伸びる。
  平たく言えば、歳カモ。
  あるいは、日本人の遺伝子が騒ぎ出すのか。
  時間がゆるすなら、どっぷりと浸かりたいのに
  幸か不幸か時間がない。訂正お金もないを入れるべき。
  
  ワタシの能・狂言鑑賞は
  外野席から単純に眺めた鑑賞感。
  いわば、子供が背伸びしながら
  窓枠から目だけキョロキョロ
  神秘的な世界を覗くカンジ。

  まずは狂言・二人袴

  涙がでるほど笑える狂言!
  わらったよ~!(我ながら単純) でも、しかし良く出来ている御話。
  
  話のすじ
  親ばかのパパとアマエタの息子が婿入りの挨拶時のハナシ。
  相手さんにご挨拶するのに普段着では気が引け
  ひとつの袴(親は過保護を隠すため付いてきたことひた隠し、
  当然袴は息子の分だけ。だけど親が付いてきたことバレちゃった)
  取り合ううちにびりびりと2枚に裂けた!
  仕方ないので、前と後ろをそれぞれ前につけ(分かるかな?)
  亭主の前に・・・。二人ともどうやらサマになるから面白い。(後ろはスッポンポン)
  御酒など振舞われ、そのうち舞いなど所望される。
  後ろを見せぬよう巧みに舞うところが、可笑しい。
  そのうちばれてそそくさと撤退。 その撤退ぶりが狂言特有の潔さ。

  能  紅葉狩

  豪華絢爛小面付けた美女達と平維茂のおはなし。
  とかく男性酒と女性に弱いのは世の常(とはいっても今は逆の場合もアル)
  ワタシは、この演目初めてだったけど。
  能舞台にこれだけの演者が揃う豪華版は初めて!(地謡も含めると20人余)
  ただ、小面(若い婦人)の衣装の中にわずかばかり▲▲▲の模様が・・・。
  これって鬼のデザインでは? と思いきや、やはり紛れもない鬼であった~。
  誘惑に身をゆだね、いい気持ちで寝込んだところを美女から鬼に化身いや
  鬼が美女に化身した鬼がもとの鬼に戻って(ヤヤコシ)ガツーンと襲う!
  それまで優雅な舞のテンポが、急に激しくなる。 このときがクライマックス!!!
  笛、小鼓、大鼓、が一斉にトーンアップ。オーケストラでいう
  じゃじゃじゃジャーン打楽器メッタウチの場面
  もちろんこちらの心臓も高鳴り一気に高揚(素直なのですワタクシ)
  この男性夢から覚め現実に戻ったので、めでたしめでたし山は元の静寂へ。

  酒と女と甘い誘惑にゃ油断するなということでしょうか(^ー^;)

  気がついたこと。
  5人の貴婦人が同じく舞う場面で、面を付けているため視野が狭く
  ほとんど横で舞う人の様子がわからぬのか・・・
  それぞれ少しずつ舞い方がずれていて、素人目にも舞いの良し悪しが
  分かるような気がしたのは私だけかな~?
  さすがに国宝のオンカタは立ち姿だけで風格をカンジル。
  (恐れを知らぬフトドキなものいいお許しくだされ)

      ●読み返せば返すホドに稚拙な文章なり。スルーがほどんどと思われるが、
        もし、ここまでお付き合い頂いた奇特な方が万が一おられるとしたら、
        ヒラにヒラにお詫び申し上げまする。
        男・女を問わず、お詫びに御酒など差し上げましょう 笑 ぁ・逃げないで


☆ここ大濠公園能楽堂は、後進育成の為、毎年高校生に無償で能を行っております。
  主催は国の無形文化財の方々です。 その延長線にこの能鑑賞があり
  ワタシたちもそれに乗っかり、ちゃっかり見せていただいておるわけでして、
  本来ならば、とてもこのような安価なお値段で見れるものではありません。
  我ら貧乏人にはありがたい催しでございまして。
  皆様方のご尽力には幾重にもあたまのさがる思いでございます。                                                          
                                        感謝  <(_ _)> 
  
 
by hiriko212 | 2007-05-29 12:30 | 観劇・コンサート・映画・音楽 | Trackback | Comments(4)
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Commented by Shigeko at 2007-05-29 22:44 x
お能、お仕舞い、狂言、私も観るの好きです。
トクニ「狂言」、ウィットとユーモアがあってわかりやすく好きかなー。
(先にパンフレットで、お話の説明は読むけど~)
日本の伝統芸能だけど、残念なのは、歌舞伎と同じで簡単に(安く?!)観賞出来ないところかなぁ~??
ひりこさん、ご覧になる機会があって良かったですね~。ヽ(^◇^*)/
Commented by hiriko212 at 2007-05-30 07:33
ShigekoさんฺY+゚☆゚+Y
まず、ご酒をめしあがれ・・・って、どちらも下戸でしたね 笑。
はい。幸運に券が舞い込むか、安価なときか・・(何食かけずって観にいけば、ダイエット効果もあり一石二鳥かも)来月は歌舞伎ですが、行きたい観たい思いが通じて、券舞い込まないかなぁ~ 笑
Commented by しぃ at 2007-05-30 21:32 x
しぃが初めて観たのは、高校の体育館だったよ
初めての出会い♪
それまで全く興味がなかったのに、夢中で観た覚えがある。
だけど、それ以来なかなか機会がなくて?お金が無くて?
でも、すっごく楽しかったのだけは覚えてる
Commented by hiriko212 at 2007-05-31 07:32
しぃちゃん♥*゚¨゚゚・*
お久しぶり~。やはり、みずみずしい感性の時期に出会うと、こころに残るものですね。しぃちゃんの学校の先生方、日本の伝統文化に少しでも触れてほしかったのね。(^-^)体育館でもやろうとおもえばできるんだ。
どんどんそういうのやってほしいぃ~~ヽ(´ー`)ノ
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