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台風が置いていったもの


 台風に備え、エネルギーを使い果たしたカンジ・・・。
 一人暮らしの母を連れてきて、「さぁ来るならこい」と
 構えていたが、どうやらこちらは逸れて
 母も送っていき、今年最初の台風は去っていった。
 (被害に遭われた方はホントにお気の毒です)
 台風銀座の通り道に住んでおります。
 こんでん(こなくても)よかつに(いいのに)シャッチ(かならす)くる。
 去年娘の結婚式も危機一髪で免れた。

 



 老齢の母への想い。
 加齢によるがんこさがもろにでるようになったの。
 世の中に我が母のような優しさと、思いやり
 友人も多く、柔らかいモノゴシと・・・。
 母親を誇りに思うこそすれ憎らしいなどと
 ふとどきな想いに囚われる自分を
 誰が想像しただろう。

 もう84歳になるけど犬と2人暮らし。
 一月に一度施設(我が家の近く)にいる妹(ダウン症)が
 帰ってきて、一週間暮らす。
 母はその為に一人暮らしを頑張っている。
 母の元気の元は、もしかして
 この天使のおかげかもしれない。
 
 このこころやさしき天使は我が家を選んで
 生まれてきてくれたと、私たちは思っているけど・・・。
 現実は思うようにいかない。
 ワタシと弟は、できるだけのサポートするだけ。
 
 でも母にも限界がある。皆に課せられた我が家の課題は
 山済みなのです。 

 そんなけなげな母と親子喧嘩をして
 暫く落ち込んでは、ため息ついてる自分が・・・。

 久しぶりに一緒に寝ていて、苦しく咳き込むので
 朝から医者に診てもらう。
 自分の信じている健康食品と体操をかたくなに信じて
 薬を飲もうとしない  ついつい語気を荒げるワタシ。
 
 犬が待ってるから早く帰りたいというので
 夫と送っていった。
 母がお礼にとワタシたちに夕食を奢ってくれた 
 断ってばかりでは親不孝とばかり、素直に奢ってもらったケド
 ココロの中で「やさしくしてやれなくてごめん」と泣けた。

 
 
by hiriko212 | 2007-07-15 12:54 | つぶやき
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