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音楽の都ウィーン

   *:.. 我が愛しの蝶々夫人

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      旅のメーンのひとつは、オペラ!

      このわたくしがこんなところで(世界4大オペラ座のひとつ)

      オペラ鑑賞だなんて、なんか・・・チト 不似合いのような・・・

      分不相応ではないかしら・・ 

      身の丈を知らない・・・グジグジブツブツ・・・

      

      



     ま・ここまで来りゃまな板の鯉ダイ!

     
     はりきりましたぁ~ おめかししなきゃルンルン♪(^ё`)♪

      ところが・・・

      持っていった櫛型ドライヤーが変圧器に5分しか対応せず

      美しく上品に内巻きに決まるハズであった私の髪は

      あわれバクハツパンク型へ変身(天パ)

      エェ~ィクソ(×)と開き直って蝶々夫人に会いにいきました。
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 なんと3階の一番手前のボックス席うぅ~ よすぎる~ハイテンション.。oO
 演者はすべてガイジン。
 蝶々夫人って外人の演出ではすこし無理があるかも・・・だって異人種には
 到底理解できない文化や感情や魂が・・・なんてことはさておき
 それを楽しんじゃおうではないの!
 いったい向こうさんは、どのように日本を見てるの?
 
 期待に応えていただきました。
 いろいろ(^-^;)
 うつくしいソプラノには涙がでます。
 ♪。.♬.♪:*:♪.♬・'゜♪゜'・:*♪
 いちばん印象に残ったのは、「あいさつ」
 お客様を迎える時の蝶々夫人の「あいさつ」
 まず
 両手を胸の前でクロスさせます。
 あくまで手先はピンとネ
 足は・・・そう・・・バレリーナの踊ったあとのごあいさつ
 思い出してください。
 とてもしなやかで女らしい。
 ただ・・・仏壇の前での合掌もこのポーズだったのよあなた!
 卒倒しそうに愉しかったのです。
 こんなカンジ(^-^;) ↙
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 トーン記号うん十年ぶりに書いたのでへんちくりんになりました、
 胸元は、はだけないようにちゃんと安全ピンで留めてあります。
 着物はスカートのようにギャザーが・・でも確かにあれは
 日本の古きよき時代の着物でした。
 その他大勢の演者の中に日本人を発見!彼女だけは、きちんと
 着物を着ていました。ガンバレ!ニッポン。

 休憩は、ワインや、好きなもの飲んでご夫人のおしゃれチェック
 ワタシら三人歓び組(なんでも喜ぶのでそう名前がつきました)は水。
 他の御茶ノ水女子大学組ならぬお茶飲み大学組三人はワイン。

 変わったお方がおりました。メーキャップが魔法使いのようで、
 ピアスを鼻まぶたにつけ痛そうで怖かったので撮影許可の声
 かけませんでしたが、皆さんの視線が気になるので下の方を
 見ると・・・う~~んまけた~~ハイヒールとブーツ!
 ソノ手があったか~~
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 個性をアピールするのに効果抜群の彼女でした。
 ワタシはといえば着物を一旦用意しましたが重量に負け脱落。

 さて、オペラの楽しみかたもいろいろあるもんだなと最高でした。
 それからのワタシたちは、その「ごあいさつ」がたいそう気に入り
 なにかにつけそのポーズで決めたのでした。
 ドジをしでかしたとき「ごめんなさい」(ポーズ)
 褒められたとき「そうかしら」(ポーズ)
 写真撮りますよハイ(ポーズ)

                          おちゃめな歓び組
 そのほか
 王宮寺院でウィーン少年合唱団の天使の歌声
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 ほんとうは、うしろの一番上の階で歌います。歌声は頭上から
 聞こえてくるのです。おじさまユダンめさるな!
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 終了のあと、中庭で、少しだけ天使たちに付き合ってもらって記念撮影
 名前も歳も聞いたのに◎×?忘れてしまって  全く困ったこっちゃ

 あとは楽友協会(恒例ニューイヤーコンサート会場)でのミュンヘンフィル
 曲マーラー他。でもここに集まったみなさんは、なんだかシビアで
 二階席はスタンディングオべーションをするのに一階席は誰も
 しません。他国のオケには厳しいのかも。ワタシにはわかりませんが・・
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 兎にも角にもてんこもりのおご馳走をいただいているようで
 いつかは夢から醒めるにちがいないと思いつつ
 ほんとうにワタシにとって身に余る経験でありました。

        思い出すままつらつらと書きなぐり読み返すと
             拙文にて赤面ナリ~~

         長らくのおつきあいありがとう(ポーズ) 笑
                         
                              懲りずにまた書くかも

       



 
by hiriko212 | 2008-03-03 12:29 | 観劇・コンサート・映画・音楽
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