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お墓まいり


  楽聖 と云われる お歴々の眠りし墓地へお参りに。

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 ドイツ生まれですが、この地で眠ることに不足はなかったでしょうね。きっと。
                ベートーヴェンさま。

 



 


  
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  昔々の名作映画「第三の男」を覚えておいででしょうか?

  ワタシはまだ生まれてなかった。(ウソカモ?)

  チター演奏が聞こえてきませんか?
  
  チャンラ・ランラ・ラ~ン ラ・ラ~ン ♪

  後方に続く並木道は

  映画のラストシーンに出てきた場所。ここはウィーンの中央墓地であります。
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  「黒衣の花嫁」 ジャンヌ・モロー シブイ♡ 

  電車で2区間もある広さ。

  楽聖・偉人たちは、だいたい同区画。

  ベートーベン・モーツァルト(石碑)・シューベルトその他まだまだたくさん。

  ワタシには縁遠い雲の上の星の彼方のお歴々。

  それなりに感慨深いものがありました。

  けれどもワタシにとって興味深かったのは

  それぞれの墓に施された装飾、彫刻が、すばらしく、

  まるで競合してるかのよう。

  鎮魂の美学とでもいいますか。。。。。

  碑文など読んでうなずいたり、感動したり、同情したり・・・。

  が・・・・。

  かなしいかな語学がダメなワタシは、いろいろ想像するのみ。
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          シューベルト。
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          モーツァルト(これは墓ではなく石碑)。
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          ヨハンシュトラウス2世。
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       長くてりっぱな蛇(ゾクッ)に孔雀・・ギリシャ神話だろうか?
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 お風呂じゃないよ。立派な棺。黄金に輝く装飾が太陽にキラキラと。
 ただちょっと上すぎないこと? (余計なお世話)
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          珍しく現代彫刻風・・・。
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 わたしの勝手にお気に入りは↑と↓
 ↑は、高い4本の松ノ木の間にひっそりと佇む墓。天使がソッと寄り添って。
 寄り添っているから傾いているのではなく、撮り方が悪いのです。
 ↓は、枝垂桜(と勝手に思う)の下で、春は花見ができそう。第一明るいし。
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 黒衣の男性が今は亡き奥様の為に赤いバラを一輪・・・。

 モチロン想像ですわよ。

 黒いスーツに赤いバラが、なんかキザではなく、

 白髪交じりのオグシによくお似合いで・・・許せる。 コラ

 快くカメラに納まっていただきました。

 「赤いバラを上に向けて・・・」ってドイツ語でどう言うの? 

 サングラスを外されると、やさしいお目目が。

 ダンケシェーン♥ ☜使えるドイツ語これだけ。 
by hiriko212 | 2008-03-17 23:16 | 旅行 ・おでかけ
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